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今までの概念を変える、妥協しない【白髪染め】の考え方

July 22, 2016
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約 6 分

初めましての方もそうでないかたも、こんにちは ヤマシタショータです

1日5名様限定予約でフリーランスの美容師をしております

ここでお会いしたのも何かの縁、今日は少しばかりお付き合いくださいませ

明るくしっかり白髪染めしたい方

伸びてきても気にならない白髪染めがしたい方

ぜひご覧ください

 

白髪染め、最近ではグレイカラー とも言います

まだ白髪の量が少ない方は抜いたり切ったりしている方もいると思いますが、抜いたり切ったりできる量のうちはそのまま抜いたり切ったりしていても構いません(抜くと増えるというのは迷信ですので

抜いたり切ったりできない量になってきた方はいよいよ白髪染めへとシフトしていくのですが、残念ながら白髪染めというとなにかとネガティブなイメージがついてしまっているようです

今日はそんなネガティブなイメージを覆す、【妥協しない白髪染め】の考え方についてです

みなさん白髪染めってどんなイメージをお持ちですか?

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  • しっかり染めようとすると暗くなってしまう
  • 明るく染めようとすると白髪の染まりが悪い
  • 好きな色にできない

こんな感じのイメージをお持ちではないでしょうか?

むしろ白髪染めをする上での常識のようなものだったのです(それもそのはず、美容材料ディーラーさんの情報によると全国のサロンさんの約9割がこのような白髪染めをしているということでした)

でも本当は少し明るめにしてみたかったり、透明感のある色だったりにできてなお白髪もしっかり染まるんだったらもちろんそっちの方がいいと思うのです

従来の白髪染めの原理とは?

 

白髪染めとは、混在している白い髪と黒い髪をほぼ同一の色に染めることです

白髪と黒髪が混在している状態は

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このような感じです

この状態をほぼ1色にしたいのです

 

「じゃあ全部黒くしちゃえばいいじゃん」

これが従来の白髪染めです

人間の目は曖昧なところがあるので、明るさの差が多少あっても馴染んで1色に見えることがあります

こんな感じです

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正確には地毛との色の差が3Lv以下、仕上がりにして7トーン以下の仕上がりでしたら従来の白髪染めでしっかり染まったように見えるのです

 

ですが、この染め方だと、明るくはできません

明るくしようとするとこのようになってしまいます

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見事に2色になってしまうのです

 

このようになってしまう理由は、従来の白髪染めの原理が、【白い髪に色を濃く入れよう】という考え方だからです

とにかく白髪を隠すことを意識した考え方です

染まりが悪ければ、もっと濃く、さらに染まりが悪ければ、さらに濃く、気づく頃には真っ黒になってしまうパターンもあります

染まりを良くするためには、濃く、黒く染めるしか無い方法ですので、明るく染めると白髪に色が入りません

今までの概念を変える、新しい白髪染めの原理とは?

 

新しいと書きましたが、特別新しい薬剤が開発されたわけではありません

さらに言ってしまえば、カラー剤とは基本的にどこのメーカー、どんな種類のものを使っても根本的には変わりません

カラー剤は髪の毛を染める薬剤であることに違いは無いのです

【新しい発想】が可能にする、妥協しない白髪染めの方法

薬剤は従来のものとかわりません

違うのは発想、アイデアです

従来は上記した通り【白髪に色を濃く入れる】【白髪を隠す】染め方だったのに対し、

妥協しない、新しい白髪染めの発想とは【いかに黒髪を白髪に近づけて差を無くすか】に重点をおいて考えます

白髪と黒髪の混在した状態の

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黒髪を白髪に近づけてきます

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その状態で全体的に色を入れていきます

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このように、非常にキレイに白髪染めができます

もちろん、2回に分けて染めなければならないなんてことはありません、一発です

ではその方法とは?

まず、カラー剤には「脱色」と「発色」の2つの働きがあります

明るくする力(リフト)色が入る力(色素量)があるのです

そしてこれら2つの力は様々な種類のカラー剤ごとにパワーが割り振られています

例えば、カラー剤は10のパワーを持っていたとします   明るめのファッションカラーなら、 リフト 9 :色素量 1  

逆に、 暗めの白髪染めなら、 リフト1: 色素量9   といった具合に10のパワーがそれぞれ割り振られています

 

そしてこの2つの作用は、カラー剤の調合の仕方によって、パワーコントロールや、作用時間のコントロールもできるのです

先ほどの図解での場合ですと、

  1. 最初の黒髪を白髪に近づけてきて差を無くす段階でリフト10のパワーを15分
  2. 全体的に色を入れてくる段階で色素量7のパワーを15分

一発塗りの後、30分放置で完成です

 

これで、好きな色でなおかつ白髪もしっかり染まる方法がわかりました

幸いなことに、ほとんどの方がこの染め方で大満足して帰っていただけます(本当にありがとうございます)!

 

が、しっかり染まる分、次に生えてくる根元が気になってしまうというかたもいらっしゃいます

そんな方のために、もう一歩踏み込んで考えてみましょう

根元が伸びるのが気になりづらい白髪染めなんて夢の話?

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また、みなさまカラーリングの周期はどのくらいでしょうか?

「もうホントすぐ気なっちゃうの!」

「染めたばっかりなのに!」

なんて方、原因は、元々の白髪の割合(アンダーグレイトーン)に対する 仕上がりトーン割合染めの選定の仕方に問題があるかもしれませんなんだよそれは

どういうことかと言うと、 まず、白髪が生えている方は、その割合によって、地毛の明るさが決まります

例えば、 染めたりしてない地毛の状態で 白髪率が10%の方と、 白髪率が50%の方だと、 50%の方のほうが明るく見えます

この割合はみなさま違いますので、人それぞれ地毛の明るさが違うことになります

このそれぞれ持っている自分の明るさを”アンダーグレイトーン”と言います

このアンダーグレイトーンに合わせて、希望の明るさを設定出来れば、伸びてくるのは気にならなくなりますが、これだと希望色に制限ができてしまいますね

そこで、割合染めという方法がでてきます

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これは、どのくらいしっかり白髪を染めるか、という話です

そりゃしっかり染まっているほどいいと思ってしまいがちですが、明るめに染める方は、わざと8割くらいしか染まらない様に染めたりします(あくまで伸びてきた根元がどうしても気なる方向けの方法です

これは、先述したとおり、 新しく伸びた毛(新生部)既に染まっている毛(既染部)間をぼかすためにやります

白髪染めの場合は特に、新生部には”白髪”(最も明るい毛)が生えてくるため、しっかり染めすぎてしまうと、次に生えてくる白髪との差ができてしまうので、わざと8割くらいで染めるのです

これで万事解決! に思えるのですが、染めたてなのにしっかり染まってないなぁ、とこの記事においては本末転倒です

結論、本当に妥協の無い白髪染めにはホイルワークの力を借りる

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”それぞれの方の白髪率に(アンダーグレイトーン)に合わせたホイルワーク(詳しくはこちら)を施し、ベースはしっかり10割染めの白髪染めをする”

これが、本当に妥協の無い白髪染めの方法です

時間にして+15分くらいです

 

もちろん、先ほど書きましたように、ホイルワークまで頼らなくてもほとんどの方が大満足していただけています

しかし、そこは完璧を目指したい「美」に対して非常にストイックな方にも必ずお力添えできる方法がこれなのです

白髪染めは、一生のお付き合いになるものです

多少は飾っても、無理はせずにご自身のライフスタイルにあったやり方を探してみましょう

では素敵なグレイカラーライフを楽しみましょう!

出典:We heat it :Favim :Rasisa

横浜・戸塚 美容室【IRICO】 stylist

1990生まれ、湘南生まれ湘南育ち、普段は丸メガネかけてます

カラーは「何でもゴザレ」大の得意です

カット、パーマ、縮毛矯正は「似合う」を「乾かすだけで」をモットーに

【出会いは宝物】

このWebでお会いしたのも何かの縁、よろしくお願いいたします

[略歴]

山野美容専門学校卒後、美容師に

 カラーリストとして、スタイリストとして

 都内、神奈川県内にて10年勤務のち独立

個人メディア「Shota Yamashita」ライター

「Team Someshi」代表

 

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