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美容室の薬って【良い薬剤】なのか?

July 4, 2016
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約 5 分

初めましての方もそうでないかたも、こんにちは ヤマシタショータです

1日5名様限定予約でフリーランスの美容師をしております

ここでお会いしたのも何かの縁、今日は少しばかりお付き合いくださいませ

ホットペッパービューティーを見てみてください

ほとんどの美容室が「厳選した薬剤を使用!」と書いてありませんか?

ところがみなさまは、美容室で使う薬剤のことをどこまでご存知でしょうか?

 

サロンの中で使われているカラー剤やパーマ液、縮毛矯正剤などはほとんどご存知ないのではないでしょうか?

プレミアムカラー、オーガニックカラー、クリニックパーマ、サラツヤストレート、etc

いろいろな名前がメニューについていますが、なにがプレミアムでどこまでオーガニックで、どの辺がクリニックでサラツヤなのか、

この謎に包まれたサロン薬剤について書いていきたいと思います

サロン専用薬剤は大きく分けて2つある

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サロン専用薬剤は大きく分けて2つあります

  1. 国家資格がなくても使えるもの
  2. 国家資格を持ってないと使えないもの

この2つに大別できます

 

1つ目の国家資格がなくても使えるものには、シャンプーやトリートメント、ワックスなど、ヘアケアやスタイリング剤関係のものが含まれています

これはもちろんみなさまご自宅でも使うものです

こちらの分類は、インターネットなどで調べられる範囲のものです

仮に間違って使っても、極端に髪の毛が傷むとかそういうことは起こりません

 

謎に包まれているのは2つ目の、国家資格を持ってないと使えないものです

この分類には、カラー剤パーマ液縮毛矯正剤などが当てはまります

これらはいわゆる劇薬です

使い方を間違えると、髪の毛が極端に傷んだり、ほかにもたくさんの弊害を人体にもたらすことができます

だから、使うのに資格が必要なわけですね(美容師免許は一応国家資格です)

この劇薬たちの力を借りて僕ら美容師は髪を染めたりパーマをかけたりしているわけです

カラー剤やパーマ液、縮毛矯正剤の薬剤の差はどれほど仕上がりに影響するのか?

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気になるのはここですよね

「厳選薬剤を使用しています」とか

「ダメージレスな薬剤」とか

「安心の日本製」とか

「あなたに合わせて薬剤を選定」とか

いろんな売り文句があります

 

ではその【厳選薬剤】がどれほど仕上がりに関わるのか

あくまで個人の主観ですが、書いていきたいと思います

美容室向けの薬剤メーカーは約10社でほとんどのサロンのシェアをもっている

正確に言えば、全国のサロンで使われている薬剤のほとんどは約15社から提供されています

そして、そのうちの9割ほどのサロンが約10社の薬剤を使用しています

 

これはどういうことかといいますと、どのサロンにいっても10メーカーの内1つを使用するということです

厳選薬剤は10種類の中から厳選されているわけです

各メーカーの薬剤品質の差は?

各メーカーさん、それぞれ本当に商品開発には力を入れているなと感じます 使わせていただく方としては本当に頭が下がります

ハッキリ言って、品質の差はありません

今の時代、品質の低い薬剤を作ろうものならすぐに使われなくなってしまいます

それだけ消費者の目が厳しい中で、10社でほとんどのサロンのシェアを獲得しているという時点で品質自体の大きな差はありません

もちろん、各メーカーさんの特徴や売りにしているものはありますが、それは付加価値のようなもので、カラー剤、パーマ液、縮毛矯正剤として使用するにあたって問題のあるような薬剤は存在しません昔はありましたよね

どのメーカーさんの薬剤も正しく使えば、良く染まり、よくカールがつき、よくクセが伸びます

「良い薬剤」とは、【あなたにとって「良い特徴がある薬剤」】である

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上にも書いてきたように、今は漠然と”良い薬剤”とか”悪い薬剤”とかは無いのです

では、”あなたにとって良い薬剤”とは、”あなたが求めているものを表現しやすい特徴を持った薬剤のことなのです

 

例えば、あなたがカラーリングをしたい時、”鮮やかな発色”を重視するのか、”色持ち”を重視するのか、”刺激の少なさ”を重視するのかでも選ぶ薬剤は変わってきます

細かく言えば、”赤”が得意なメーカー、”アッシュ”が得意なメーカー、”ベージュが得意なメーカー”など、色ごとにも特徴が現れたりします

つまり、【良い薬剤】とはやはり、【あなたのセンスに合う特徴を持った薬剤】であり、それは他の方にとっては良い薬剤では無いのかもしれないのです

「薬剤どうのこうのより、まずは技術だろ!」なんて声が聞こえてきそうですが、もちろんその通り、一番大切なのは技術です(薬剤選定も含めて)

結論、薬剤自体の品質の差が仕上がりに影響することは無い

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今の時代、各メーカーさん薬剤品質は格段にあがっています

薬剤品質自体が仕上がりを左右することはありません

 

仕上がりに影響が出るとすれば、それぞれ薬剤の特徴を把握して選定できるかです

それは美容師側の知識、技術の問題です

 

プレミアムカラーはプレミアムな薬剤ではなく、プレミアムな薬剤選定ができる美容師であり、

クリニックパーマは毛髪修復成分入りのパーマ液ではなく、なるべく傷ませない薬剤選定のできる美容師のことであり、

結局はどんな薬剤も、使うのは美容師なのです

 

美容室をを選ぶ時、【良い薬剤を使っているか】ではなく【私に合わせて薬剤を適切に選定してくれそうか】で選んでみてはいかがでしょう

では!

出典:We heat it :Favim :Rasisa

横浜・戸塚 美容室【IRICO】 stylist

1990生まれ、湘南生まれ湘南育ち、普段は丸メガネかけてます

カラーは「何でもゴザレ」大の得意です

カット、パーマ、縮毛矯正は「似合う」を「乾かすだけで」をモットーに

【出会いは宝物】

このWebでお会いしたのも何かの縁、よろしくお願いいたします

[略歴]

山野美容専門学校卒後、美容師に

 カラーリストとして、スタイリストとして

 都内、神奈川県内にて10年勤務のち独立

個人メディア「Shota Yamashita」ライター

「Team Someshi」代表

 

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