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すぐ色の抜けるあなたへ教える【カラー調合】の仕組み

June 13, 2016
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約 5 分

初めましての方もそうでないかたも、こんにちは ヤマシタショータです

1日5名様限定予約でフリーランスの美容師をしております

ここでお会いしたのも何かの縁、今日は少しばかりお付き合いくださいませ

正直、カラーリングって何回も美容室通わなきゃいけないし、めんどくさいなぁ

染めたてはキレイな色なのは当たり前、その色が持ちますか??

色の落ちやすい方にご紹介します

ヘアカラーが持たない原因は大きく2つ

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原因としては、大きく2つです

  1. 色落ち
  2. 伸びてきた根元

です

今日はこのうち【色落ち】を攻略してやろうと思います

色落ちの攻略

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みなさま色落ちの原因はどのように考えておりますでしょうか?

  • 「使用薬剤の能力」
  • 「ホームケアの仕方」
  • 「もともとの髪質」

こんな風に考えていませんか?

もちろんすべて正解で、色落ちと大きく関係しています

 

ですが、本当は一番色を長持ちさせるために1番重要なものを忘れています

それは【技術】です

ここでいう技術とは、”カラー剤の調合の仕方”のことです

言い過ぎかもしれませんが、「カラーの色がすぐ落ちてしまう」のは、調合の仕方が少しよろしくないのかもしれません

「色が抜ける」とは「髪が黄色くなる」ということ

単純に”色が抜ける”といいますが、この”色が抜ける”ということはどういうことなのか解説したいと思います

まず”色が抜ける”ということは、”もともとあった色がなくなる”ということです

 

黒髪にはもともと、「赤」「青」「黄」の色素が入っています

この3原色がだんだん抜けてくることで、髪の明るさがでてきます

 

わけわかんなくなりそうですが、お付き合いください

髪の毛でいう”明るさ”とは、もともとの地毛から色素が抜けてくると”明るくなった”と感じるのです

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このように、数字が高くなるほど、明るくなります (これを”レベル”といいます)

では、この”明るくなる”ということが、先ほどの「赤」「青」「黄」に置き換えて考えると、

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こうなります(黒いところが青だと考えてください)

明るくなるにつれて、まず「青」 次に「赤」がなくなって、最終的に「黄」が残ります

「青」→「赤」→「黄」の順になくなっていくわけです

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このように、”明るさ”と”色素量”は密接な関係があります

と、いいますか、ほぼ同じ意味です

 

【明るくなる】ということは【黄色くなる】ということなのです

【色が抜ける】ということは【黄色くなる】ということなのです

色落ちの攻略法は、”黄色くならないカラー調合”

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いきなりですが、染めたてが黄色い方はいらっしゃいませんよね?黄色く染めた方は別として

大体の方が、色が落ちてくると黄色くなってしまうんです

しかも、暗く染めたはずなのに、すぐ落ちてしまうという方もたくさんいらっしゃると思います

 

と、いうことは色落ちの速さと染めたての色はあまり関係がないのです

 

色落ちの速さと関係があるのはアンダートーンです

アンダートーンとは、カラー剤による染料が完全に抜けたときに出てくる本来の髪の明るさや色味の事を言います

ざっくり言うと、下地の色です

染めたての色と、アンダートーンは別で考えないといけないのです

黄色くならないためにアンダートーンを意識する

具体的にどのように意識するかというと

  • むやみにアンダートーンを脱色しない
  • アンダートーンの色味をナチュラルトーンにする

ということが大事です  

アンダートーンをむやみに脱色しない、とは

実はカラー剤は染めたての色よりも2レベルほど明るくアンダートーンを脱色しています

これはカラー剤の役割が2つあるからです

カラーは基本的には

  1. 黒髪を明るくする
  2. そこに色味が入ってきて色が完成

ですのでカラー剤の役割としては、

後で色味が入ってきて多少暗く見えることを考慮して、少し明るく脱色しておくといった働きをします 

例えば8レベルのレッド系になったのであれば、アンダートーンは10レベルくらいまで脱色されてることになります

そして、これが色落ちの原因の一つになります

そしてこのアンダートーンをむやみに脱色しない”ことが、”黄色くならない”ことに役立ちます

アンダートーンの色味をナチュラルトーンにする、とは

髪の毛は黄色になってくると明るく見えます

赤く染めた髪も、オレンジになり、やがて黄色くなってしまいます

そうなると、「色が落ちた」と感じてしまうのです

 

だったらアンダートーンをコントロールし、オレンジまたは黄色くならないようにしておけばいいのです

文面にすると簡単そうですが、これが超絶難しい

ブラウンコントロールという技術を使います

ブラウンコントロールとは ”髪のにごり”をコントロールする技術です

 

カラーには”透明感”という概念があり、透明感を調節する要素が”にごり”です

例えば同じ赤でも、【透き通った赤】を表現するには、にごりの少ない赤

【深みのある赤】を表現するには、にごりの多い赤を使います

その透明感をコントロールする技術を”ブラウンコントロール”といいます

 

”にごり”と言うと、あまり良くないイメージかもしれませんが、とても大切なものなのです

”にごり”の全くない色は”黄色”だけです

黄色以外の色は多少なりとも必ず”にごり”があります

このブラウンコントロールでにごりを調節することにより、アンダートーンの黄色を消すことができるのです

例えば、ブラウンコントロールされていない方が赤く染めると、色が抜けた時はオレンジまたは黄色になってしまいます

ですが、ブラウンコントロールされていれば、色が抜けても赤茶になるだけなので、色落ち感があまり出ません

これらの技術により、色落ちは改善されます

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アンダートーンを意識すること、ブラウンコントロールをすること、

とにかく黄色くならない調合”により色落ちは改善されるのです

 

もちろん、

「カラー剤の能力」

「ホームケア」

「髪質」

も大事なのですが、

何より「技術」が大事なのです

では!

 

出典:We heat it :Favim :Rasisa

横浜・戸塚 美容室【IRICO】 stylist

1990生まれ、湘南生まれ湘南育ち、普段は丸メガネかけてます

カラーは「何でもゴザレ」大の得意です

カット、パーマ、縮毛矯正は「似合う」を「乾かすだけで」をモットーに

【出会いは宝物】

このWebでお会いしたのも何かの縁、よろしくお願いいたします

[略歴]

山野美容専門学校卒後、美容師に

 カラーリストとして、スタイリストとして

 都内、神奈川県内にて10年勤務のち独立

個人メディア「Shota Yamashita」ライター

「Team Someshi」代表

 

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